
NEWSLETTER
メルマガ登録
NEWSLETTER
海外マーケティングの最新情報をお届けします
海外マーケティングの課題解決につながるメールマガジンをお届けします
メルマガでお届けする内容
- 1
海外SEO・SNS最新トレンド
グローバル市場での最新マーケティングトレンドをいち早くお届けします。
- 2
成功事例・ケーススタディ
実際のクライアント事例から学べる具体的な施策をご紹介します。
- 3
専門家によるコラム
IGNITEの海外マーケティング専門家が実践的な知識をお伝えします。
- 4
お役立ち資料・ツール情報
海外ビジネス展開に役立つ最新ツールや資料をご紹介します。
無料で登録する
いつでも購読解除できます
メルマガサンプル
日本企業の海外SEOで、最初に実施すべきこと
日本企業の海外向けサイトを見ると、まず気になるのが"翻訳しただけ"のコンテンツです。日本語のページを英語に訳して、それで海外SEO対策は完了、と思っている企業がとても多い。でも、翻訳とローカライズはまったく別物です。
たとえば、日本語で「お気軽にお問い合わせください」と書いてあるページを、英語で "Please feel free to contact us" と訳す。文法的には正しいですが、英語圏のユーザーにとっては少し堅い印象になります。"Get in touch" や "Let's talk" の方が自然で、クリック率も変わります。
もっと大きな問題は、検索キーワード自体が違うことです。日本語で「海外マーケティング 会社」と検索するユーザーと、英語で "international marketing agency" と検索するユーザーでは、求めている情報の粒度も期待値も違います。日本語コンテンツのキーワードをそのまま英訳しても、現地の検索意図とズレてしまう。
私がIGNITEで常に言っているのは、ローカライズは言葉の問題ではなく、コンテキストの問題だということです。その国の人が何を知りたいのか、どんな言い回しで検索するのか、どんなトーンで話しかけられたいのか。それを理解した上でコンテンツを作らないと、どれだけSEOのテクニックを積み上げても効果は出ません。
外国人の立場から正直に言うと、日本企業のサイトは品質が高いのに、海外向けになると急にクオリティが下がることが多い。翻訳にコストをかけたくない気持ちはわかりますが、最初のタッチポイントで「この会社は自分たちの市場を理解していないな」と思われたら、そこで終わりです。
ローカライズに投資することは、SEOだけでなく、ブランドの信頼性への投資です。
メルマガサンプル
SEO × AI — AI Overviewで「1位を取っても読まれない」時代がやってくる
いま、海外向けSEOを担当しているマーケターが直面している最大の変化は、GoogleのAI Overviewです。
検索結果の上部にAIが生成した回答が表示されるこの機能は、2024年5月に米国でローンチされ、2024年8月に日本を含む6カ国へ、2025年5月には200カ国以上・40言語以上に拡大されました。2026年2月時点では、全追跡クエリの約48%でAI Overviewが表示されています(前年比+58%)。
これまでの海外SEOは「ターゲット国で1位を取れば勝ち」でした。(日本でも同様ですよね。)
しかしAI Overviewが表示されると、ユーザーは検索結果をクリックせずに回答を得てしまいます。
BrightEdgeの1周年レポート(2025年5月)によると、Google検索のインプレッションはAI Overview導入以来+49%増加した一方、CTRは-30%低下しています。Ahrefsの30万キーワード分析では、AI Overview表示クエリにおけるオーガニック1位のCTRが-34.5%低下したと報告されています。
では、海外マーケターは何をすべきなのか。3つのポイントがあります。
(1) AIに「引用される」コンテンツを作る
AI Overviewは、信頼性の高いソースから情報を引用して回答を生成します。
Seer Interactiveの調査では、AI Overviewに引用された場合、非引用と比較してオーガニッククリックが+35%、有料クリックが+91%増加しています。BrightEdgeのデータでは、AI Overviewの引用ソースとオーガニック検索上位の重複率が32.3%から54.5%に上昇しており、「オーガニックで上位に入っている=AI Overviewにも引用されやすい」という構造が強まっています。
つまり、キーワードを詰め込んだだけの記事ではなく、独自データ、専門家の見解、具体的な数字を含むコンテンツが求められるようになりました。
→ ここ重要
IGNITEの自社調査でも、50人の米国ユーザーに聞いたところ、AI積極利用者の66.7%が「独自調査データを引用するブランドに大幅に好印象を持つ」と回答しています。
参考: IGNITEブログ「AIに載らない企業は『存在しない』:欧米ユーザー50人の実態調査が示すLLMO時代の新常識」
(2) ブランド検索を増やす戦略にシフトする
「海外SEO 会社」のような一般的なキーワードでは、AI Overviewに回答を奪われるリスクが高まります。Semrushの1,000万キーワード分析(2025年12月更新)によると、AI Overviewが表示されるクエリの内訳は、当初91.3%が情報系クエリでしたが、現在は57.1%にまで低下し、商業系・取引系クエリにも急速に拡大しています。
一方で、「IGNITE 海外マーケティング」のようなブランド指名検索では、AI Overviewが表示されにくく、CTRも維持されます。
SNS、PR、メルマガなど、SEO以外のチャネルでブランド認知を高める施策が、結果的にSEOにも効いてくるのです。このメルマガ自体が、まさにその施策の一つでもあります。
出典: Semrush "AI Overviews Study" (2025年12月更新)
(3) 多言語 × ローカライズが差別化になる
ここが、海外マーケティング専門のIGNITEだからこそ言える最も重要なポイントです。
Weglotが134万件のAI Overview引用データを分析した調査(2025年11月)によると、多言語で翻訳済みのサイトは、未翻訳サイトと比べてAI Overviewでの表示回数が327%多いことがわかりました。さらに、翻訳済みサイトはクエリあたりの引用数も24%多く、英語では+33%、スペイン語では+16%の増加が確認されています。
AIは、検索クエリの言語に合致するコンテンツを強く優先します。英語クエリには英語コンテンツ、スペイン語クエリにはスペイン語コンテンツ。当たり前のようですが、多くの日本企業はいまだに「英語サイトだけ作ればグローバル対応は完了」と考えています。
IGNITEが各市場の言語でローカライズしたコンテンツを制作する強みは、このAI時代においてむしろ増しています。AIが苦手とする「現地のニュアンス」「文化的文脈」こそ、人間のマーケターが提供すべき価値だからです。
また、Search Engine Landの報道によると、Webコンテンツに占める英語の割合は2023年の55%から2025年には49.1%に低下しており、スペイン語・ドイツ語・日本語・ポルトガル語はシェアを拡大しています。Webは多言語化が進んでいるのに、検索エンジンの対応はまだ追いついていない。ここに、多言語SEOに投資する明確な理由があります。
出典: Weglot / Search Engine Journal "Translated Sites Boost AI Visibility" (2025年11月)
Search Engine Land "Web is Multilingual but Search Isn't" (2025年)
AI Overviewは脅威ではなく、質の高いコンテンツを作ってきた企業にとってはチャンスです。
表面的なSEOテクニックが淘汰され、本質的なコンテンツマーケティングが報われる時代が来ているとも言えます。
多言語展開の基本戦略については、IGNITEブログでも詳しく解説しています。
全文はこちら → https://igni7e.jp/blog/global-seo-strategy-europe-us/
関連記事 → https://igni7e.jp/blog/aio-seo-strategies-international-marketing/